2022年秋アニメの感想

今年もあとわずかとなりました。2022年秋に放送されたアニメ(未了含む)の感想です。


ぼっち・ざ・ろっく!

最初は完全にノーマークで、見始めたのは6話から。アマプラで無料で見られたので1-5話も見直し、無事ハマりました。

CroverWorksさん、アニメーション作りが非常に丁寧で良いですよね。2話の「結束バンドメンバーミーティングを始めます。パチパチパチ〜」で虹夏ちゃんを細かく動かしたり、5話で虹夏ちゃんを追いかけようとするシーンで、ぼっちちゃんが「は、はい」と返事するときに細かい線が入ったり、虹夏ちゃんの「でもまだぼっちちゃんには秘密だよ!」の動き方とか1、作りが非常に丁寧だと思いました。あとぼっちちゃんが発狂したときの顔芸の多さも、作品の面白さをより一層引き立てていたと思います。

ちなみに個人的に好きなシーン。

  1. 2話「ぼっちちゃんお客さんに失礼でしょ!」(伊地知虹夏)(多分虹夏ちゃんが本編でマジギレしたのここくらい?)
  2. 3話「後藤さんち○ぽデカいのね〜!」(喜多郁代)(言ってない)
  3. 6話「でもお姉ちゃん誰もお友達いないもんね〜、うぁ」「えぇ〜う↑そだぁ〜」(後藤ふたり)(5歳児の無邪気さがかわいい)
  4. 7話の「風の谷のナウシカ」パロディ

MAD作品も大量に作られています。オススメをいくつか載せておきます。

 

異世界おじさん

制作陣がコロナって放送途中で延期となってしまった異世界おじさん。前クールでは見ていなかったので1話から見直しました。

CV子安の面白さ、たかふみの弱クズさ、藤宮のエロさかわいさがいい塩梅で効いていたかと思います。グランバハマルのメンバーもそれぞれ面白さがあって良かったです。しかしまさか最終話直前に再びコロナで放送延期とは・・・。つくづく運のない作品だ・・・。

ちなみに私の実家にもセガサターンがあります。ソフトは「ドラえもん のび太と復活の星」「SEGA RALLY CHAMPIONSHIP」だけですけど。実家帰ったらやってみようかな。

 

ポプテピピック(TVアニメーション作品第2シリーズ)

まさかのあのクソアニメが帰ってきた。しかも今回は前回同様の声優変更システムに加えて、所々で企業タイアップネタもある。そこまでしてクソアニメに取り入りたいのか・・・(違う)。

流石に前回ほどのインパクトはないですね。第1シリーズが異色過ぎたっていうのはあるんですけど・・・。

個人的には、AC部が30分まるまる演じる回が一番好きです。特に後半、山寺宏一が全部一人でアテレコする部分は、彼の凄さを端的に表していると思います。そしてそのうち「また山ちゃんかよ」2と言われる。

しかし、こうやっていろいろな声優が代わる代わる演じるというのは、他作品にはない面白さではあるので、もし第3シリーズ以降もやるのであれば継続して欲しいですね。あとニコニコ動画等での無料配信も再開しろ。

 

機動戦士ガンダム水星の魔女(第1クール)

こちらも当初はノーマークで、1話のラストシーンがネットで話題になってから見始めました。そしてガンダム作品を見るのはこれが初めて。

日5アニメなこともあってストーリーがシンプルで面白いです。スレッタ母がめちゃくちゃ怪しいのが気になりますけど・・・。

個人的に一番好きなのは第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」。6対6の決闘で地球寮チームが勝利するのは気持ちが良かった(小並感)。

しかし年末特番編成の煽りを受けて最終話は年明けに・・・。ヘイト企業T○S、許せねぇー!

 

アキバ冥途戦争

今期の、いや2022年の、いや2000年以降のアニメで一番の怪作だったのではないでしょうか。

メイドがヤクザ的立ち位置でしのぎを削るために日夜抗争を繰り広げているという設定。初手から狂っている。

毎話必ず死者が出て、そしてゲストキャラが有名処の声優さんというのも面白い。サイゲ金かけてるなぁ。

最終話ネタバレになりますが、2018年のアキバでなごみんはメイドを続けているわけですが、他の人たちはどうしているんでしょう。「とんとことん」という店名なら店長は健在?それとも別人が経営しているのだろうか。そもそも1990年代までのヤクザっぽいメイドから20年弱でどう平和的(?)なメイドに変わっていったのだろうか。嵐子さんの葬式で隣の葬式会場のカタギからヒソヒソ話されているレベルでメイドの存在が嫌悪されていたのであれば、18年という歳月でそのイメージを払拭するというのはなかなか難しいだろうし、するにしても相当な労力を必要としただろうが・・・。

ちなみに一番好きなキャラは牛リーダーメイド(CV.富田美憂)です。

 

SPY×FAMILY(第2クール)

第1クールではフォージャー家が確立し家族仲を形成していくのがメインでしたが、第2クールは新キャラ「ボンド」、≪黄昏≫の普段の仕事について、後輩の≪夜帷≫との関係、ヨルの母としての成長などなど、よりキャラクター周りについて掘り下げていくお話が多かったです。そしてやっぱりアヤネルはアヤネルでしたね。

好きな話は第16話の「ヨル’s キッチン」。ヨルさんそりゃ変な料理しか出来ませんって。

あとさっそく第2期と劇場版の製作が決定したようで。今後も期待。

 

チェンソーマン

米津玄師のPVが散々弄られていたのは見ていたのですが、アニメを見始めたのは6話当たりから。こいついつも途中からアニメ見始めてるな。

ちなみに最初から見ていなかったのは、ノーマークなことに加えてグロいシーンが多そうだったから。「アキバ冥途戦争も毎回人死んでるじゃん」と思われるでしょうが、単純に射殺されるのとチェーンソーで切り刻まれるのとではグロさが違うので・・・。

原作からの改変が多くて原作ファンがChange.orgで作り直しを要求してるらしいですが、原作未読の私からすると特に違和感は無いし、戦闘シーン等々丁寧に作られてて違和感はないですね。普通に良い作品、って感じで見ています。

 


今期の感想はこれくらいです。あとで2022年全体のまとめも書こうかなと思います。

脚注

  1. あのあたりはCG?でも下北沢の大天使。
  2. 以前ポケモン関連のTV番組で、劇場版に毎度毎度ゲストとして出演しているせいで子供からそう言われた、と話していました。