津軽21形における前面形状の差異について – 「研究日誌」20171107
言われるまで気づきませんでしたよ・・・
先日、知り合いの方がこんなツイートをしておりました。
凄く今更だけど、津鉄の津軽21形って顔が2種類有るのか・・・
— 丸目 多聞 (@midoddwiar) 2017年11月6日
最初は「?」と思っておりましたが、今まで撮っていた写真を見返してみると、いろいろなことに気づきました。
まずは1枚目。
津軽21-105の津軽中里寄り先頭部
スカート部のジャンパ栓が向かって右に有り、その上の「津輕」も同じく右にある。
津軽21-105の津軽五所川原寄り先頭部
上記と異なり、スカート部のジャンパ栓と「津輕」は左にある。
津軽21-103(上は津軽中里寄り、下は津軽五所川原寄り)
21-105と同様である。よってスカート部ジャンパ栓と「津輕」は車両の向きで決定されていると考えられる。
そして次が興味深い。
津軽21-101の津軽五所川原寄り先頭部
103, 105と異なり、腰灯火部右下にジャンパ栓があり、スカート部ジャンパ栓と「津輕」は左側にある。
以上が私がこれまで撮影した津軽21形の写真から見つけられた前面部の差異である。
津軽21形は1996年に2両(101, 102)、2000年に3両(103, 104, 105)が製造されており、前者と後者の製造には4年もの開きがある。これが前面部の差異として現れているのではないかと推測される。しかしまだ101の津軽中里寄り、102, 104の両側の前面部写真を撮影できていない。今後また津軽鉄道を訪れ、この差異を解明したいと思う。
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