E8系発表と東北新幹線の今後
今回、前書きは特にありません。
今日、JR東日本より次期山形新幹線用車両E8系の新造計画と福島駅改良工事の詳細について発表がありました。
JR東日本のプレスリリースによれば、計画は次の通り。
- 新造するE8系は7両編成(5M2T)17本119両(E3系L編成は計14本なので3本増)。
- 新幹線区間の最高速度は300km/h。
- 定員はE3系の394名(普371名+グ23名)から39名減の355名(普329名+グ26名)
- 先頭部はE3系から3m伸びて9mに。塗装は現行のE3系と同じく紫色ベース。
- 2022年9月以降に第1編成が落成。2024年春から営業運転を開始し、2026年春に全車置換え完了。
内容については概ね既報の通りとなりました。
編成数はE3系L編成から3本増となりますが、E3系R編成(元「こまち」)2本が「やまびこ」「なすの」の増結用として残っており、その置換えも兼ねている可能性があります。40名近く定員が減ること、同時に福島駅の改良工事が行われることから増発が行われる可能性もありますが、詳細は工事が完了してからとなりそうです。
このほか、E3系R編成も置き換えられE2系が東北新幹線から撤退した場合、東北新幹線大宮駅以北における営業列車の最高速度は全て300km/h以上となります1。300km/hに留めたのは、使用される「つばさ」「なすの」は途中駅に止まる列車であり、E5系・E6系ほど高速性を要求されないからでしょう。またこれで「はやぶさ」「こまち」との最高速度差も20km/hとなり、速度差を狭めることが出来ました。札幌開業時に出るとされる360km/h対応車と比べるとやはり遅くなってはしまいますが、そこはダイヤの組み方で対処するでしょう。
個人的な感想ですが、前照灯位置はそこでいいのでしょうか…もう少し下だったり、E7系の位置が良いと思うのですが。
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