「カシオペア紀行」救援列車(2023年1月9日)
なぜ毎度連休中に問題を起こすんだ。
2023年1月8日に上野駅-仙台駅間(常磐線経由)で運転された「カシオペア紀行」(EF81 98[尾]+E26系[都オク])。翌9日に東北本線経由の回9110レとして返却されましたが、ブレーキ不緩解により制輪子から火花が発生。貝田駅に臨時停車し車両点検を実施。その結果、自走不可と判断されました。
仙台車両センターのED75形や郡山総合車両センターのDE10形が救援に向かうのかと思われましたが、東福島駅で抑止中だった新鶴見信号場発仙台貨物ターミナル行き4089レ牽引機のEH500-17[仙貨]が任務に当たりました。
EH500-17は救9091レ1として、東福島駅-藤田駅間は通常通り走行し、藤田駅-貝田駅間は伝令法により上り本線を逆走。18:15に貝田駅に到着し、18:25に連結作業完了。その後空気管接続等の諸整備を行い、19:17に貝田駅を発車しました。
その後は列車を追えませんでしたが、Twitter等によれば、藤田駅中線に停車後伝令法を廃止し、東福島駅まで運転。東福島駅でEH500-17を切り離し、カシオペア紀行は留置。尾久車両センターよりEF81 139を送り込み、これを牽引機として郡山駅又は上野駅まで運転するようです(0時37分現在)。
貝田駅に到着し、連結作業を行うEH500-17。 | 連結完了した編成。 |
連結完了した編成を後尾側から。 |
貝田駅発車時の動画はこちら。
以下、余談。
最近のJR東日本、連休中に何かしらの輸送障害を起こしていないだろうか。2019年には、2018年12月30日の東北新幹線車両故障と2019年2月25日(国公立大学2次試験日)の中央総武線停電で国土交通省から警告を受けているし、それ以外にもGWや年末年始といった混雑するときに限ってなにかしらトラブルを起こしているような気がする(具体的な例を思い出せない)。
車両の老朽化によるものなのか、経営合理化によるものなのかは定かではないが、いずれにせよこういう事態は今後起こさないで欲しいと思う。
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