デート・ア・ライブⅣ、放送延期
草。
いや草ではないが。
(※この記事には、素人による推測や憶測が多数含まれるほか、ネット記事の評価等が含まれます。話半分で読んでください。)
ついに4期目に突入するアニメ「デート・ア・ライブ」。
4期続いたアニメというと、ドラえもんやクレヨンしんちゃんのような子供向けを除くと、「進撃の巨人」くらいしか知らない1が、そう考えればかなり「ようやっとる」方ではあると思う。
みなみけ?あれは3期しかやってないでしょう2。
しかし4期放映を手放しで喜んでいたかと言われると、実はそうではない。むしろ不安視していたくらいである。理由としては、①単純に作画が悪い、②各期でアニメーション制作が異なる、の2つがある。
1. 単純に作画が悪い
1期は極端な作画崩れというものは無かった(と記憶している)が、2期以降は度々作画崩れが目立つようになってきた。3期に至ってはホームページのトップ画像の時点で「あっ…(察し)」となる程であった。流石に「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」程ではないが…(いもいもはトップ画像自体は出来良かったですからね)。
2. 各期でアニメーション制作が異なる
これは「みなみけ」も同様だが、「デート・ア・ライブ」は各期でアニメーション制作が変わっている。
1期は、「そらのおとしもの」「オレの妹がこんなに可愛いわけがない」「人類は衰退しました」などを作った「AIC PLUS+」。
2期は「AIC PLUS+」や「AIC Spirits」から独立したスタッフらが設立した「プロダクションアイムズ」。こちらは「俺、ツインテールになります」「新妹魔王の契約者」「ハイスクール・フリート」を作っている。
3期はAIC系列を離れ、「『とある』シリーズ」等を手掛ける老舗(なのか?)の「J.C.STAFF」。
そして4期は、スピンオフ「デート・ア・バレット」の劇場アニメも手掛けた「ギークトイズ」。これは、CM制作等を手掛ける「ギークピクチュアズ3」の子会社である。
さてこの各制作であるが、
- 「AIC PLUS+」の親会社「アニメインターナショナルカンパニー」は、2014年に6.6億円の債務超過となり、2016年には制作部門を解体。現在は版権管理会社として存続。
- 「プロダクションアイムズ」は、その後売り上げの伸び悩みによる資金繰りの悪化により2018年に破産申請。2020年には法人が解散している。
- 「J.C.STAFF」は会社自体の問題はないが、3期放送当時「とある魔術の禁書目録Ⅲ」が並行して放送されており、またこちらも同様に作画崩壊が所々で見られたことで、1期2期よりも評価が低い。
- 「ギークトイズ」は、2017年設立でまだ4年しか経っていないこと、過去の制作作品でも作画が怪しいといわれていること、なによりGoogle検索で「ギークトイズ」と打つと予測候補の2番目か3番目に「ギークトイズ 作画崩壊」が出てくることから、やはり不安視せざるを得ない。
と、それぞれで何かしらの問題を(制作担当前後に違いはあるが)抱えていた(抱えている)といえる。
ではなぜそうまでしてこの作品のアニメ化を継続しているのかといえば、中国での人気があるのではないだろうか。
デート・ア・ライブ、実は中国での人気が高く、「約戦:精霊再臨」という名前でスマホゲーが提供されているほどである。ちなみに日本ではコンシューマーゲー「凜祢ユートピア」「或守インストール」「凜緒リンカーネイション」「蓮ディストピア」の4作があるほか、スマホゲー「ファンタジアリビルド」に本作のキャラが登場している。
せっかく4期までアニメを作るのであれば、そして放送予定を延期したのであれば、それまでよりも良い作品を作ってもらいたい。それは一ファンとしての希望である。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません