常磐線特急、首都圏〜仙台で直通運転復活へ – 「雑記」20190705
お久しぶりです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は、5月に急行津軽を撮りに行ったり、津軽鉄道のバール・オン・レールに参加するなどしておりました。「それについてのブログを書け」と自分でも思うのですが、国家試験や卒業研究などいろいろ立て込んでいるので・・・。
さて本日、JR東日本本社より、「常磐線全線運転再開にあわせた特急列車の直通運転について」というプレスリリースが発表されました。
元々、常磐線特急「スーパーひたち」(現在の「ひたち」)は、1日4往復程度が上野駅〜仙台駅間の通しで運転されていました。
ちょうど東日本大震災直前に発表されたプレスリリースでは、2012年頃から常磐線特急の系統をいわき駅で分断し、いわき駅〜仙台駅間はE653系を使用した新しい特急を新設する予定でした。しかし震災と原発事故の影響によりこの計画は白紙となり、常磐線特急にはE657系が投入、E653系は代わりに羽越本線へと転属しました。現在の常磐線特急「ひたち」「ときわ」は、品川から上野東京ライン1を経由し、いわき駅まで運転されています。
以前から常磐線特急の需要は一定数存在しており、「常磐線全線復旧後は同区間にも特急が再び走るのではないか」という話はファンの間でもよく議論されておりました。しかし多くは「いわき駅〜仙台駅間の区間列車」という考えで、「新幹線『はやぶさ』が多く運転される現在、全線通しで特急が走ることはないのではないか」という意見も多くありました。
しかし今回のプレスリリースでは、E657系を増備した上で、2020年3月から首都圏〜仙台間を通しで運転されるということが正式に発表されました。
震災による特急運休2・廃止から9年、ついに常磐線いわき駅以北に再び特急が走ります。
651系「スーパーひたち」
E657系「ひたち」「ときわ」
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